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心理的安全性構築プロジェクト

相談がしやすい心理的安全性(メンタルヘルスケア)を担保するための窓口を設けています。

心理的安全性(psychological safety)とは、組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言出来る状態の事です。

組織行動学を研究するエドモンドソンが1999年に提唱した心理学用語で【チームの他のメンバーが自分の発言を拒絶したり、罰しないと確信できる状態】と定義しています。メンバー同士の関係性で『このチーム内では、メンバーの発言や指摘によって人間関係の悪化を招くことが無いと言う安心感が共有されている。』ことが重要なポイントです。心理的な安全性が高い状態であれば、質問やアイデアを提案しても受け止めてもらえると信じることができ、思いついたアイデアや考えを率直に発言する事ができます。

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保育現場における心理的安全性は子どもの発達に合った工夫や子ども其々の在り方に対して保育者が気づいたことが子どもの利益に大きく繋がります。一人の気づきが連帯感を持って情報共有できなければせっかくの子どものチャンスを無駄にしてしまう事に成ります。そうした気づきや子どもに対する考えが組織の中で議論され色々な意見が出せる事が近年の保育現場には有効であるし、特に子どもの主体性に重きを置くのであれば必ずと言えるほどに心理的安全性が担保された職場環境でなければ成りません。

保育園や幼稚園は旧来の手法によりリーダーには逆らえない風潮があり、組織自体がリーダーの顔色を見ながら意見したり躊躇する雰囲気が生きずいている現況は、常に組織が閉鎖的であり個々の者に我慢と忍耐を強いる事は決して保育の現場に有ってはなりません。

雄雅会が掲げる心理的安全性構築プロジェクトは現場における個々の職員のメンタルや健康状態に対して相談し易い窓口を設置しました。窓口となるのは第三者組織の専門性の高い相談員が対応し、現場での不適切な行いや、子どもに対する対応の矛盾、ハラスメントなど、閉鎖的な施設に風通しを良くするシステムであり、万一法人のガバナンスである事は法人に対して報告されますが、施設からの相談者の機密性や秘守事項については匿名で報告されることで躊躇なく相談が可能となりました。

 

時代変化のスピードが速まる現代で効率的な保育を実践する為には保育者其々がオンとオフを切り替えられ、仕事を家に持ち帰らずNo残業、年間休暇+有休を100%消化し健康的な職務を通して豊かな人生を歩んで頂きたいと考えています。

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